鬼瓦の種類と役割
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根本総業 石岡/小美玉店です
今日は屋根に設置される鬼瓦の種類と役割についてお話をします。
特徴的な形状と鬼の顔をしたデザインから、形状や種類はたくさんあります。
鬼瓦には、雨水の浸入を防止する役割以外にも【魔除け】や【家の守り神】の意味もあります。
波や雲など、鬼の形ではなくても屋根の棟端に設置する瓦は鬼瓦と呼びます。
鬼瓦の歴史と役割
鬼瓦の歴史
鬼瓦の歴史は古く、日本最古の鬼瓦は、飛鳥時代に建てられた法隆寺の若草伽藍跡から発掘された【蓮華文鬼瓦】と言われています。これは鬼の顔ではなく、蓮の花の形をしたものでした。
現在のような鬼の顔の鬼瓦が登場したのは室町時代からと言われています。当初は寺院や神社などの施設に多く使用されていましたが、江戸時代には一般の民家にも設置されるようになりました。
しかし、恐ろしい形相が近隣を威嚇するようにも見えてしまうため、穏やかなデザインが増えていきました。
魔除け・厄除けの意味
鬼瓦は、ギリシャ神話のメデューサが起源されていて、恐ろしいものを設置することで魔除けや厄除けになるとされてきました。メデューサは入口に設置されていましたが、日本では家内安全や無病息災などを祈る場所の棟端に設置したことが始まりです。
「鬼を味方につけて家を守ってもらう」という願いを込めて、鬼瓦を魔除けとして使用していました。鬼瓦は人々の家を守るための大切な存在だったようです。
けれど、恐ろしい鬼の顔が次第に敬遠されて、鶴や七福神など縁起の良いものをイメージした鬼瓦を使用することが多くなりました。
重要な役割
鬼瓦は屋根の構造上重要な役割があります。それは、雨仕舞いの役割です。雨仕舞いとは、雨水を効率的に排水し、棟内部に水が浸入しないようにするための構造を指します。棟の両端を鬼瓦で覆うことで、雨水から建物を守る役割があります。
鬼瓦は魔除けだけでなく、建物を守る重要材でもあります。
鬼師
鬼瓦を作る職人さんを鬼師と呼びます。日本全国でも数少なく、70人~80人しかいません。
鬼瓦の種類
古代鬼瓦・鬼面
鬼の顔を形作った鬼瓦で、口を開けたものと閉じたものがあります。鬼瓦には雄と雌があって、口を閉じている方が雄、口を開けている方が雌なんです。他には、角がある・角が大きいなどが雄で、角が無い・角が小さいなどが雌です。それぞれが一対になって、大棟鬼・降鬼・隅鬼・二の鬼・妻降鬼などとして作られているためです。
影森鬼瓦
鬼瓦の裏側が瓦造りの二重構造になっていて、漆喰を塗り上げた形状をしているものです。
覆輪型鬼瓦
雲を表す装飾が施されていて、火除けの願いが込められた鬼瓦です。
カエズ型鬼瓦
鬼瓦の中では簡素な形状のものです。一般住宅で良く使用されます。
御所型鬼瓦
神社などで使われています。
他にも並一文字、蔓若葉鬼瓦、経ノ巻など地域によって様々なバリエーションがあります。
鬼瓦は、和風の建物の屋根の棟両端に設置される特別な瓦です。魔除けや雨仕舞いといった様々な機能をはたしています。
種類も豊富で、それぞれ特徴や意味があります。地方によって特徴が違うので、屋根に注目して見てみるものいいですね。
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