クラック補修について
2025.10.10 (Fri) 更新
こんにちは
住宅の資産価値を孫の代までずっと守るための専門店
屋根工事・外壁塗装の根本総業神栖鹿嶋店 です
本日は、クラック補修についてお話していきます!
【外壁のひび割れ放置していませんか?】
クラック補修で住まいを長持ちさせるポイント!
外壁をよく見ると、細いヒビが入っていることはありませんか?それは『クラック』と呼ばれるひび割れです。一見小さなキズでも、放置すると雨水が入り込み、建物の内部まで傷んでしまうことがあります。今回は、外壁のクラック補修について、種類や原因、補修の流れを説明していきます。
◇クラックってなに?
『クラック』とは、外壁やモルタル、コンクリートなどに発生するひび割れのことです。原因には次のようなものがあります。
⚠気温変化による建物の伸縮
⚠経年劣化による塗膜の硬化
⚠地震や地盤沈下などの構造的な動き
⚠施工時の乾燥不良や下地の不備
◇クラックの主な種類
✅ヘアクラック(微細なひび割れ)
幅0.3mm以下ほどの細いひび割れで、主に塗膜の経年変化が原因です。構造にはほとんど影響がなく、塗装の際に下地材(フィラー)で埋めて補修できます。
✅構造クラック(深いひび割れ)
幅0.3mm以上の深いひび割れで、モルタルや下地まで達していることが多いです。雨水が入りやすく、放置すると内部の鉄筋を腐食させる危険も。この場合は樹脂注入やシーリング材による補修が必要です。
◇クラック補修の流れ
クラック補修は、以下の手順で丁寧に進めていきます。
① 調査・診断
まずはひび割れの幅・深さ・進行度を確認します。必要に応じて「クラックスケール」と呼ばれる専用の計測器を使用し、補修方法を判断します。
② 下地処理(ケレン・清掃)
補修部分に付着した汚れや古い塗膜を除去します。この作業をしっかり行うことで、補修材の密着性が向上します。
③ 補修材の充填
ひび割れの種類に応じて、使用する材料を選びます。
✅ヘアクラック → 弾性フィラーや微弾性下地材で埋める
✅構造クラック → エポキシ樹脂やシーリング材を注入・充填
④ 仕上げ・再塗装
補修跡が目立たないように**パターン復旧(模様合わせ)**を行い、外壁全体を再塗装します。補修後にしっかり塗装することで、防水性と耐久性を高めることができます。
◇クラックを放置するとどうなる?
「小さいヒビだから大丈夫」と思って放置すると、次のようなトラブルに発展する可能性があります。
✅雨水が浸入して外壁内部が腐食
✅カビ・藻の発生
✅塗膜の剥がれや膨れ
✅雨漏りや鉄筋のサビ
特に構造クラックは、建物全体の強度にも関わるため、早めの対応が重要です。
◇クラック補修のタイミングとポイント
外壁塗装の前に、クラック補修を行うのが理想です。下地をしっかり整えることで、塗料の密着性が良くなり、仕上がりも長持ちします。補修を依頼する際は、クラックの状態を丁寧に診断してくれるか適切な補修材を使っているか補修後に再発しにくい施工をしてくれるかを確認しておくと安心です。
◇まとめ
クラック補修は、見た目をきれいにするだけでなく、建物を長持ちさせるための大切なメンテナンスです。小さなひび割れも、放っておくと大きなトラブルにつながることがあります。「ひびが気になるな」と思ったら、早めに専門業者へ相談してみましょう。定期的な点検と適切な補修が、あなたの大切な住まいを守る第一歩です✨
根本総業では、お客様の大切なお住まいを長く守る施工を行っております。屋根や外壁の劣化が気になりましたら、どうぞお気軽ににご相談ください。次回は『養生』について詳しくご紹介していきますので、ぜひご覧ください!
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