屋根の『棟』について
2025.11.06 (Thu) 更新
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屋根工事・外壁塗装の根本総業ガイソー神栖鹿嶋店 です![]()
本日は、屋根の『棟』についてお話します!
◇棟(むね)とは?
「棟(むね)」とは、屋根の最上部にあたる“屋根と屋根が交わる線の部分”のことです。屋根のてっぺんに水平に走っているラインを指し、「大棟(おおむね)」とも呼ばれます。この棟は、屋根の形状によって種類や構造が少しずつ異なりますが、共通して 屋根のつなぎ目を保護し、雨水の侵入を防ぐ役割を持っています。
◇一般的な棟の種類
大棟(おおむね)
・屋根の最も高い水平部分にある棟。
・屋根の左右が交わる“頂点ライン”。
・屋根の「中心軸」となる部分で、建物全体のバランスを保ちます。
隅棟(すみむね)
・屋根の四隅の斜め部分にある棟。
・大棟から軒先へ向かって斜めに下るライン。
・寄棟屋根・入母屋屋根などで見られる。
◇棟の役割
棟の主な役割は次の3つです。
1⃣雨水の侵入を防ぐ
屋根材同士の接合部分は隙間ができやすいため、棟でしっかり覆うことで雨漏りを防ぎます。
2⃣屋根材の固定・仕上げ
棟は屋根全体の仕上げ部分でもあり、美観を整える役割もあります。
3⃣通気・排湿(通気棟の場合)
最近では、屋根裏の湿気を逃がす「通気棟(つうきむね)」を採用する住宅も増えています。 内部の結露や断熱性能の低下を防ぐ効果があります。
◇棟の構造と素材の違い
棟の構造は、屋根の種類によって異なります。
瓦屋根の場合
棟瓦(むねがわら)を積み上げ、漆喰や南蛮漆喰で固定します。 経年で漆喰が剥がれると、雨漏りや棟崩れの原因になります。
スレート屋根・金属屋根の場合
棟板金(むねばんきん)をかぶせて、下地の貫板(ぬきいた)に釘やビスで固定します。 こちらも、釘の浮きや貫板の腐食が劣化のサインです。
◇棟の劣化で起こるトラブル
棟は屋根の中でも最も風や雨の影響を受けやすい場所です。劣化すると次のような症状が現れます。
⚠釘やビスの浮き、錆び
⚠板金や瓦のズレ・浮き
⚠漆喰の剥がれ
⚠棟瓦の崩れ
強風時の飛散や、そこからの雨漏り特に台風後は棟の被害が多く、見た目にはわかりにくくても内部で破損しているケースもあります。
◇棟の点検・メンテナンス
棟の点検目安は以下の通りです。
✅築10年を過ぎたら、5年ごとに点検
✅強風・台風後は、ドローン点検や屋根診断をおすすめ
✅異音(バタつき音)や天井シミが出たら要注意
◇まとめ
棟は、屋根の「つなぎ目」でもあり「守りの要(かなめ)」でもある部分です。瓦屋根では漆喰の劣化、スレート屋根では釘や下地の腐食など、見えない劣化が雨漏りの始まりになることが多いです。「棟板金の浮き」や「漆喰のひび割れ」を見つけたら、早めに点検・補修を行いましょう。
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