外壁カバー🌈
こんにちわっ
株式会社根本総業水戸ひたちなか店です
本日は外壁カバー工事についてお話させていただきます。
外壁カバー工事とは
外壁カバー工法（重ね張り）は、古くなったサイディング、モルタル、ALCなどの外壁の上に、新しい外壁材を重ねて施工する工事です。
従来の塗装では得られない耐久性の向上や、外観の刷新が可能になります 。工事中も住みながら施工できるケースが多く、廃材処理の負担も少ないのが特徴
主に軽量の金属系サイディング（ガルバリウム鋼板やアルミ）や樹脂系サイディングが用いられますが、窯業系や木質系も施工可能な場合があります
主に軽量の金属系サイディング（ガルバリウム鋼板やアルミ）や樹脂系サイディングが用いられますが、窯業系や木質系も施工可能な場合があります
メリット
・工期が短い・居住可能：既存外壁を剝がさないため、施工期間は2～3週間程度で済み、住みながら工事可能
・費用が抑えられる：外壁張り替えより撤去費用や廃材処分費が不要でコストパフォーマンスに優れます
・耐久性・断熱性・防音性の向上：外壁が二重構造になることで、熱や音の伝わりを抑え、光熱費の節約にも寄与します
・デザイン刷新：色や素材を変えることで、新築のような外観に生まれ変わります
・アスベスト保護：古い建物に含まれるアスベスト建材を撤去せずに保護できます
デメリット
・重量増による耐震性への影響：外壁を重ねることで建物全体の重量が増し、地震時の揺れや耐震性に影響する可能性があります
・費用は塗装より高額：1㎡あたり11,000円～15,000円が目安で、外壁塗装に比べ2倍前後となります
・下地の補修ができない：施工後は既存外壁の劣化箇所に直接アクセスできず、下地劣化が進行している場合は張り替えが必要です
・素材選択が限定される：軽量な金属系や樹脂系のサイディングが中心で、窯業系や木質系は施工条件による制約があります
・内部結露リスク：通気層の設置が不十分だとカビや腐食の原因になりえますが、近年は「胴縁」による通気工法が普及しておりリスク軽減が可能です
主な施工の流れ
①現地調査・診断：既存外壁の状態を確認し施工の可否や下地補修の必要性を判断。
②下地補修：軽微なひび割れや腐食部分を補修。
③防水シートの設置：雨水侵入を防止。
④胴縁の設置：新しい外壁材を固定する下地を取り付け、通気層を確保。
⑤外壁材の重ね張り：選んだサイディング材を既存外壁の上に張付け。
⑥シーリング施工：継ぎ目の防水処理。
⑦仕上げと検査：付帯部分の設置や足場解体後、工事完了
費用の目安
30坪の住宅の場合、外壁カバー工法の総費用は約350～500万円が相場です。
費用は建物形状、使用サイディング材、施工のしやすさによって変動します。
また、材料費の差によって数十万円変わることもあります。
施工費用を抑えるには、複数業者から見積もりを取り比較する、補助金を活用する、材料を選定するなどの方法が効果的です。
適したタイミング
・築10年～20年未満：経年劣化が始まる段階で検討。
・築20年～39年未満：外壁カバー工法の最適時期。塗装では対応しきれない劣化に最適。
・築40年以上：内部の劣化が進みやすく、張り替えや建替えを検討
まとめ
外壁のカバー工法は、張り替えに比べて「費用が安い」「工事期間が短い」「断熱性と遮音性が高い」というメリットがあります。
一方で、「利用できる材料がかぎられる」「外壁の耐震性が低下する」「劣化が激しい外壁には使えない」といったデメリットがあることも把握しておきましょう。
カバー工法にかかる費用は150～220万円程度です。
費用を抑えるためには、安価な外壁材を選んだり、自治体が設けている補助金や助成制度の活用を検討するといった方法があります。
また、ご自宅の外壁がカバー工法でリフォームできるかどうかを自分で判断するのは難しいため、必ず根本総業に相談❢
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