雨の日の塗装はNG?湿度と塗料の関係
2025.10.21 (Tue) 更新
こんにちは
住宅の資産価値を孫の代までずっと守るための専門店
屋根工事・外壁塗装の根本総業神栖鹿嶋店 です
本日は『雨の日の塗装』についてお話していきます!
雨の日の塗装はNG?湿度と塗料の関係☔
外壁や屋根の塗装工事では、「今日は雨だから中止」と言われることがあります。しかし、「なぜ雨の日は塗装できないの?」「少しの雨なら大丈夫じゃないの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。雨と湿度が塗装に与える影響について詳しく説明します。
◇なぜ雨の日に塗装してはいけないの?
塗装は、塗料が乾燥・硬化することで塗膜(塗料の膜)が形成され、外壁を保護します。しかし雨の日や湿度の高い日は、この乾燥・硬化の過程が正常に進まなくなるため、以下のようなトラブルが発生します。
⚠塗料がうまく乾かず、ベタつきやムラが残る
⚠雨水や湿気で塗膜が膨れる・剥がれる
⚠仕上がりの艶が不均一になる
⚠長期的に見ると塗膜の耐久性が落ちる
つまり、せっかくの塗装が数年で劣化してしまう可能性があるのです。
◇ 湿度が高いとどうなる?
塗装工事では、【湿度85%以上】【気温5℃以下】の環境では塗装を行わないのが原則です。これは、ほとんどの塗料メーカーの施工基準書にも明記されています。湿度が高いと空気中の水分が多く、塗料に混ざり込みやすくなります。その結果、塗料の表面だけが先に乾いて内部が固まらない“半乾き状態”になることも。見た目は乾いているように見えても、内部では未硬化のまま、後に膨れ・剥離・白化などの不具合を引き起こします。
◇晴れていても注意が必要なケース
「雨が降っていないから大丈夫」と思っても、実は注意が必要な日があります。
⚠前日まで雨が降っていた日
外壁や屋根がまだ湿っている可能性があります。完全に乾燥してからでないと塗装できません。
⚠朝露や結露が多い日
特に秋〜春の早朝は、表面に水分が付着していることが多く、塗料が密着しにくくなります。
⚠湿度が高い梅雨時期
雨が降っていなくても湿度が高いため、塗料の乾きが遅くトラブルの原因に。
◇雨天時にできる作業もある
雨の日は塗装作業が中止になることが多いですが、すべての工程が止まるわけではありません。例えば以下のような準備・確認作業は可能です。
✅養生(窓やドア周りの保護)
✅下地の点検・補修計画
✅使用塗料や工程の確認
天候を見ながら、職人は無理のないスケジュールで進めています。
◇天候を見極めたプロの判断が大切
塗装工事は「天気に左右されやすい工事」です。そのため、施工店では天気予報や湿度計を確認し、塗装に適した条件かを常に判断しています。短期的な工期よりも、仕上がりの品質を最優先にすることが大切です。もし雨で工期が延びたとしても、それは「より長持ちする塗装にするための判断」なのです。
◇まとめ
✅雨の日や湿度85%以上では塗装はNG
✅湿度が高いと塗膜がうまく乾かず、剥がれや膨れの原因に
✅晴れていても、前日の雨や朝露には注意
✅無理せず天候を見極めた施工が、長持ちする塗装につながる
雨の日に無理して塗装すると、後々の不具合につながります。天候に合わせたスケジュール管理が、塗装を長持ちさせる一番のポイントです✨
根本総業では、お客様の大切なお住まいを長く守る施工を行っております。屋根や外壁の劣化が気になりましたら、どうぞお気軽ににご相談ください!
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