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雨樋・種類とサイズ

こんにちわっ

屋根工事&外壁塗装専門店

株式会社根本総業水戸ひたちなか店です♡

 

本日は『雨樋・種類とサイズ』についてお話していきます。


家を建て替えたり、リフォームを検討する時、意外と悩むのが雨樋選びです。
種類が多く、それぞれに特徴があるため、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
雨樋は、建物の美観だけでなく、建物の寿命にも大きく影響する重要な部分です。


丸型雨樋

角型雨樋

意匠型雨樋

内樋型雨樋

 

丸型雨樋

丸型雨樋は、断面が半円形の軒樋と円形の縦樋で構成される、昔から使われている一般的な雨樋です。曲線形状のため雨水が流れやすく、落ち葉や砂などのゴミが溜まりにくいのが特徴です。

 

角型雨樋

角型雨樋は、断面が四角形の軒樋と縦樋で構成される雨樋で、近年の住宅で多く採用されています。内部容量が大きいため排水能力が高く、屋根面積が大きい住宅や、強い雨が降りやすい地域でも雨水があふれにくいのが特徴です。

 

意匠型雨樋

意匠型雨樋は、機能性だけでなく外観デザインを重視して作られた雨樋です。断面形状や厚み、エッジの取り方などがメーカー独自設計となっており、一般的な丸型・角型よりも存在感を抑えたり、逆に建物のアクセントとして見せたりできるのが特徴です。

 

内樋型雨樋

外部に露出しない分、紫外線や風雨の影響を受けにくく、見た目の劣化が目立ちにくい点が特徴です。

 


軒樋(横樋)のサイズ

軒樋は屋根先端に設置され、雨水を集めて縦樋へ流す役割があります。形状には半円型と角型があり、排水能力や美観が異なります。
・半円型:直径75mm、100mm、105mm、120mm
・角型:サイズは型番・メーカーによって異なるため要確認
軒樋の選定は、屋根に降る雨量よりも排水能力が多めになるように選ぶことが大切です

適切なサイズを選ばないと、雨水が溢れ外壁や基礎を損傷する原因になります 

縦樋(たてとい)のサイズ

縦樋は軒樋で集めた雨水を地面まで安全に流すパイプです。主要サイズと定尺は以下の通りです。
外径45mm、55mm、60mm、75mm、90mm
長さ:1800mmまたは2700mm(メーカーや用途により異なる)
縦樋も排水量に合わせて選ぶ必要があります。小さすぎると水が排出されず破損の原因になることがありますし、過剰に大きいと外観やコストに影響します 。


雨樋は建物を雨水から守る重要設備で、軒樋と縦樋のサイズ、材質、排水能力を総合的に考慮して選ぶ必要があります。軒樋は75~120mm、縦樋は45~90mmが目安で、地域の降雨量や屋根面積に応じて最適な組み合わせを判断しましょう。既存品の品番確認や専門業者への相談、定期メンテナンスも忘れずに行うことで雨樋の寿命と住宅の安全性を保てます


 

・硬質塩化ビニール製
・ステンレス製
・銅製
・ガルバリウム鋼板製

 

硬質塩化ビニール製

硬質塩化ビニール製雨樋は軽量、施工性に優れ、水に強く扱いやすい反面、紫外線や温度変化による劣化には注意が必要です。住宅用として広く使用されており、適切に選定・メンテナンスすることで長期間の使用が可能です 

ステンレス製

ステンレス製雨樋は耐久性、耐食性、美観を兼ね備えた高性能素材です。初期費用は高めですが、長寿命でメンテナンスが少なく済むため、長期的な目で見ればコストパフォーマンスに優れています。沿岸部や雪の多い地域、デザイン住宅に特に適しており、住宅の価値や外観を高めたい場合に最適な選択肢です

銅製

銅製雨樋は高級感、耐久性、そして独特の経年美化を楽しめる素材で、特に和風住宅や長く住む家に向いています。コストは高めですが、長期間の使用と建物の格調向上を考えると十分に価値のある選択肢です

ガルバリウム鋼板製

ガルバリウム鋼板製の雨樋は、耐久性・施工性・デザイン性のバランスが良いため、現代の住宅や商業建築で広く利用されています。雨水の適切な排水と建物保護のため、素材選択や施工方法の検討は重要です。

雨樋は、屋根に降った雨水を集めて安全に地面や排水設備へ流し、外壁や基礎、建物内部を雨水被害から守る重要な設備です。主に屋根の軒先に取り付ける軒樋と、雨水を下へ流す竪樋で構成され、集水器や金具などの部材によって排水の流れが整えられています。

形状には半丸型や角型があり、素材は軽くて錆びにくい塩化ビニル製が一般的ですが、金属製や銅製など耐久性や意匠性を重視したものもあります。施工では適切な勾配とサイズ設計が重要で、これが不十分だと詰まりやあふれの原因になります。

また、落ち葉やゴミの詰まり、経年劣化による破損を防ぐため、定期的な点検と清掃が必要です。雨樋は目立たない存在ですが、建物の寿命と快適な住環境を支える欠かせない設備です。


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